RESULT | 2014『高校生懸賞論文』報告
「こくさいこどもフォ-ラム岡山」(以下INTERKIDSと称します)は2014年で19年目を迎えました。活動の中心は当初の小中学生の国際交流から、今では高校生を対象にした国際塾へと移りました。そして今年は今秋岡山市で開催されるESD世界会議へ向けて、ESDをテーマにした「高校生懸賞論文」を募集しました。グローバルな視点を持った岡山県内の高校生から多くの論文が寄せられ、6月6日に行われた最終審査で、最優秀賞・優秀賞・奨励賞などの各賞が決定しました。そして7月13日、第5回国際塾終了後、岡山県国際交流センターで表彰式が行われました。
高校生懸賞論文コンテスト講評 (審査委員・国際塾塾長 松畑熙一)
こくさいこどもフォーラム岡山主催の「高校生懸賞論文コンテスト」は、2014年4月30日に応募を締め切り、21名の高校生からの応募があった。
審査項目は、A.問題意識、先進性、具体性、実現性があるか、B.募集テーマに即した内容になっているか、C.日本語の文章として適切であるか、D.オリジナルな論文で著者の言いたいことが表現されているか、の4観点であった。1次審査で7名を選考し、6名の審査委員による厳正な最終審査の結果、最優秀賞1名、優秀賞2名、奨励賞4名を選定した。
応募論文は、全体として非常にレベルが高く、優劣をつけ難いものであったが、テーマについての考えを、筋道を立てて論理的に書かれているかどうかも重視して審査を実施した。評価の高い論文は、自己体験に留まることなく、高校生なりの視点や考え方で課題を捉え、自分の意見を相手に納得させようとする熱意が伝わってくるものであった。
優秀な論文を応募いただいた高校生の皆さんに感謝するとともに、今後ますますの研鑽と自己実現への努力に期待します。
◆受賞論文をPDFファイルでご覧いただけます
最優秀賞 | 森山舞香 | おかやま山陽高等学校2年 |
優秀賞 | 佐竹真生子 | 岡山県立岡山操山高等学校3年 |
優秀賞 | 岸本優希 | 岡山県立林野高等学校3年 |
奨励賞 | 長谷川舞 | ノートルダム清心女子高等学校3年 |
奨励賞 | 井上雄太 | おかやま山陽高等学校2年 |
奨励賞 | 藤井美咲 | おかやま山陽高等学校2年 |
奨励賞 | 福島優実 | 岡山県立津山高等学校3年 |
<審査委員の方々>
- 伊藤 史恵 岡山県教育庁次長
- 荒木 勝 岡山大学副学長
- 日下 知章 山陽新聞社編集局長
- 松田 久 岡山経済同友会代表幹事・両備ホールディングス社長
- 今西 通好 インターキッズ会長
- 松畑 熙一 国際塾塾長・中国学園大学学長